こんにちは、ユーキです。
日本100名城に登録されている松山城の基本情報をまとめました。
基本情報を押さえて、充実した訪問にしましょう。
基本情報
押さえておきたい基本情報をコンパクトにまとめました。
初代城主(最初に建てた人)
加藤嘉明(かとうよしあき)
来歴
松山城の築城開始は、1602年(慶長7年)です。
豊臣秀吉の家臣であった加藤嘉明が築城を開始しました。完成したのは1635年(寛永12年)で、開始からは25年もの歳月を要しています。城主も完成までには加藤嘉明から、蒲生忠知(がもうただとも)、松平定行(まつだいらさだゆき)と変わっています。
1784年(天明4年)に落雷で天守が焼失しています。
天守の再建は1820年(文政3年)に開始し、完成は1854年(安政元年)です。このときの天守が現存しています。
その後、1870年(明治3年)に三の丸が、1872年(明治5年)には二の丸が火災で焼失してしまいました。
1966年(昭和41年)から大規模な復元工事が開始され、今に至ります。
見どころ
松山城の見どころをまとめました。見たいところを事前にピックアップしておき、時間を有効に活用してください。
重要文化財
松山城は以下、21棟の建築物が国の重要文化財に指定されています。また、天守は現存12天守の一つです。
- 天守
- 三ノ門南櫓
- 二ノ門南櫓
- 一ノ門南櫓
- 乾櫓(いぬいやぐら)
- 野原櫓
- 仕切門
- 三ノ門
- 二ノ門
- 一ノ門
- 紫竹門(しちくもん)
- 隠門(かくしもん)
- 隠門続櫓(かくしもんつづきやぐら)
- 戸無門(となしもん)
- 仕切門内塀(しきりもんうちべい)
- 三ノ門東塀
- 筋鉄門東塀(すじがねもんひがしべい)
- 二ノ門東塀
- 一ノ門東塀
- 紫竹門東塀
- 紫竹門西塀
重要文化財の他、松山城跡は史跡としても登録されています。
登り石垣
山腹から侵入しようとする敵を阻止するため、山を登るように築かれた石垣で、全国的にも珍しい石垣です。
「登り石垣」そのものを登ることはできませんが、堀之内(三之丸)からも一部を見ることができます。
松山城天守からの眺望
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの1つ星に選定されています。
松山平野を360度見渡せ、西日本最高峰の石鎚山(1,982m)や瀬戸内海対岸、日本一細長い半島である佐田岬なども見ることができます。
ロープウェイ・リフトでのアクセス
お城に直接関係はありませんが、松山城本丸までのアクセスは徒歩のほか、ロープウェイ・リフトを利用することも可能です。
リフト利用で6分で到着します。スキー場ではない場所でのるリフトは新鮮です。
まとめ
松山城の基本情報をまとめました。
- 松山城は加藤嘉明が建てた城
- 現存12天守の1つ
- 天守からの眺望はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの1つ星に選定
訪問の参考になれば、幸いです。
