こんにちは、ユーキです。
日本100名城に登録されている大阪城の基本情報をまとめました。
基本情報を押さえて、充実した訪問にしましょう。
基本情報
押さえておきたい基本情報をコンパクトにまとめました。
初代城主(最初に建てた人)
豊臣秀吉
来歴
1583年(天正11年)、石山本願寺跡に築城が開始されました。全貌は、資料が乏しく正確にはわかっていませんが、大坂夏の陣図屏風から豪壮華麗な城だったと想像されています。
1615年(慶長20年=元和元年)に大坂夏の陣で落城し、跡形もなく埋め立てられてしまいました。
1620年(元和6年)から二代目征夷大将軍・徳川秀忠の命により、10年の歳月をかけて再建されましたが、1665年(寛文5年)、落雷によって天守閣は焼失してしまいます。
焼失を免れた橋や門なども1868年(慶応4年=明治元年)の明治維新の混乱で、焼け落ちてしまっています。
その後、陸軍庁舎や明治天皇の行在所として使われることもありましたが、1931年(昭和6年)、市民の熱意により鉄骨鉄筋コンクリートで復興されました。これが現在の天守閣です。
現在、天守閣は博物館として開放されています。
1997年(平成9年)には国の登録有形文化財となりました。
見どころ
大阪城の見どころをまとめました。見たいところを事前にピックアップしておき、時間を有効に活用してください。
重要文化財
大阪城には国指定の重要文化財がいくつかあります。
内部の見学は特別公開時の時しか見れませんが、外観の見学は自由です。
当時の姿を思い浮かべながら、見てみると楽しいかもしれません。
- 大手門
- 多門櫓
- 千貫櫓(せんがんやぐら)
- 乾櫓(いぬいやぐら)
- 一番櫓
- 六番櫓
- 焔硝蔵(えんしょうぐら)
- 金蔵(きんぞう)
- 桜門
- 金明水井戸屋形
天守閣
1931年(昭和6年)に再建されたもので、国の登録有形文化財に指定されています。
現在は博物館として公開されており、エレベーターも設置されているため、車椅子の利用者や体が不自由な人でも楽しめるでしょう。
8階の展望台は大阪の街が一望できます。
大阪城御座船
大阪城の内濠を観光船で遊覧するのも、視点の違う大阪城を楽しめます。
使用する船は、城下町を描いた屏風絵「豊臣期大坂図屏風」に登場する豊臣秀吉の「鳳凰丸」をモデルに再現されており、金箔が多用されており、豪華絢爛です。
所要時間は約20分で、日本一の高さを誇る大阪城の石垣を間近に見ることもできます。
まとめ
大阪城の基本情報をまとめました。
- 大阪城は豊臣秀吉が建てた城
- 現在の天守閣は3代目で、博物館として公開
- 見どころは重要文化財、天守閣、大阪城御座船
ぜひとも、訪問の参考にしていただければ、幸いです。